札幌発の50%オフクーポン満載のDVDフリーマガジンナニコレ。Twitter上ではナニコレ1号のゆるくてドジな発言が目立っていますが、このアカウントはれっきとした株式会社キタコレの公式アカウント。
創刊号発刊直前の忙しい時期に無理を言って代表からお話を聞く事ができました。
50%オフの真意
50%オフは呼び水です。HotPepperが大きすぎて、他のフリーペーパーも発刊しては消えて行くのが今までの流れ。 もし当社が紙媒体で発行したとしても、同じ運命を辿る。そこで何か新しい事を、と言う事でDVD冊子にした。新媒体であるので、大胆に50%オフを付けた。 ただ配布するだけだと、紙媒体と違ってすぐに見る事ができない。如何に内容を見てもらうかが大事なところ。50%オフと書いてあると、それだけでインパクトが大きく、内容を見てもらう一つのきっかけになると思う。 私は幸いにして飲食店業界出身なので、飲食店が求める広告のあり方がある程度わかっているつもり。紙面だと営業の人・制作の人・編集の人とわかれていて、営業の人が一番飲食店の求める事を理解しているけれども、制作スキルが無い。制作の人は営業や飲食店の思いを受け止め切れていない。その為、広告がお店が意図したものとは違うものになりがち。 飲食店では、割と「新メニューになりました」的な事を掲載したがるけれども、それは過去のお客さんに対するアピールであって、新規のお客さんには訴求しない。 紙媒体の広告だと、如何に料理を美味しそうに見せるか、シズル感を出すかにこだわるしかない。例えばピザの写真を撮影して、言葉で「チーズがこんなに伸びます」と書くより、実際にそれを映像にした方がお客さんに対するアピール度が違うと考えている。お店に行く・料理を食べる前のワクワク感が大きくなると思う。今回DVDにした事により、実際にそういう映像をコンテンツとして盛り込めるようになった。それにより、お客さんが「行ってみたい」「食べてみたい」と思ってくれれば広告としては成功。 現段階では、まだそのレベルに達しているとは思わないが、今後の課題としてどんどん増やしていきたい。 今後はもっと知名度を上げて、飲食店に限らず色々な業種に参加してもらい、業種を超えたつながりを持たせてみたい。 その為には中身を見てもらう事が必要で、中身を見てもらう為には手にとってもらう事が必要。その為の呼び水が50%オフの一言。ナニコレ発刊の経緯
私は先述の通り、飲食店業界の出身で、HotPepper等への広告掲載費が大変高いと言う事を知っている。 また、発刊が月末の場合、原稿の入稿はその2週間前になるが、その時点で2週間後を予測して広告を打たなければならないし、それが結果として表れるのは更に一ヶ月後くらい。 また、ちゃんとしたお客さんはクーポンを提示してくださるが、酷い場合は店頭にある冊子を持って来て「載ってるんでしょ?」と言う事もある。こうなると、広告としての価値は無いに等しい。 そこで掲載をストップして自分たちでフリーペーパーを発刊する事を当初考えた。しかし、残念ながら印刷にかかる費用が非常に大きい事が判ったし、先述の通り新しいフリーペーパーが出たとしてもHotPepperの牙城を崩す事はおろか、こちらが潰される公算の方が大きい。 どうしようか?と言う会議を持つ中でCD-Rにしてはどうかと言う意見が出てきた。当時の社長から「それは斬新だね」と言う賛同を頂き、CD-Rで媒体を作成する事を考えていた。コンテンツとしてホームページを見るような感覚で見て欲しいと言う思いと、先述した動画を盛り込みたいと言う思いを考えた時、CD-Rでは容量が足りない事がわかり、コンサルタントとも相談してDVDにする事にした。その上で私が独立してやる事になった。今後の展開
根底には「飲食店を盛り上げる」と言う考えがある。しかし、媒体として現時点では他に例を見ないものだと思うので、もっと他の業種も取り入れていきたい。そして、それらの業種を超えたつながりを創りたい。 例えばアパレルと喫茶店をつなぎ、喫茶店でファッションショーをやったり、逆にアパレル店で試着をしたお客さんに喫茶店からコーヒーをサービスすると言った事も考えられる。 このように色々な業種をつなげていくと、最終的には円になると思う。一度円になってしまえば、円の中はどうにかしてつなげていけると思っている。そういうつながりできると、今まで行った事の無いお店に行ったりするきっかけになると思う。 DVDと言うメディアでブラウザを見る感覚で見てもらえ、映像も収録できると言う事に関しては、まだまだ新しい試みで無限の可能性を秘めていると思っている。だから現時点では着地目標はあえて定めていない。とにかく、色々と取り込んでつなげるのが先だと思う。ターゲットは?
当初は特に意識せずいたが、やはりメインとなって制作しているのが私なので、どうしても今は30代〜40代がメインターゲットになりやすくなっている。それはそれで良いのかも知れないが、もう少し幅広い年齢層に見てもらい、訴求できる媒体になりたい。 全年齢層が全てのコンテンツを好んでくれる事は無理だと思うけれども、このコンテンツは若年層にも訴求する、このコンテンツはもっと年配の層にも訴求する、そういうものにしていきたい。 ただ、メインターゲットは30代~40代で良いと思っている。会社などので口コミの力もあるし、DVD媒体を活用するスキルも高いと考えている。配布について
現在は直接のポスティングと、街頭での手配りの他、札幌のジュンク堂書店さんでレジ横に置いてもらい、お客さんが書籍を購入された時に中に入れてくれているのと、GEO狸小路店でレジ横に置いてもらっている。 欲しい人に届けると言う意味では、手配りが一番強いと思う。手配りの場合、欲しく無い人は手に取らない訳で、気になった人だけが受け取ってくれる。それだけ見てくれる確率が高くなる。サイトについて
現在は携帯サイトになっているが、このままで良いとは思っていない。今はiPhoneやXperia等のスマートフォンも出現してきており、携帯サイトだけではダメで抜本的に改革しないと考えている。 また、実際にサイトでクーポンを取得したと言う情報は店舗にフィードバックしなくてはならないと思っている。その他にも多種多様なデータの収集は可能で、個人情報を開示しない範囲で、色々とマーケティングをする為のデータを店舗に渡す事ができる。 何ができるかは未だ模索中で、色々と検討している。非常に苦しい作業だが、同時に楽しい作業でもある。遊び感覚があるからやっていて楽しいし、徹夜も苦にならない。ただ、あくまでも事業なので命がけの遊びではありますが。Twitterについて
イメージダウンにならない程度に手綱を締めていますが、ある程度自由にやってもらっている。 お陰様でフォロワーさんの数も増えて来ていますし、フォロワーさんにはそれなりの経験を積んだ方が大勢いらっしゃる。そういう人達を見て良いところを吸収して、アカウントが育ってくれれば良いと思っている。 フォロワーさんとの会話の中から得るものも大きい。それをフォロワーさんにきちんと還元して、良好なお付き合いを続けながらお互いに高まっていければ良いと考えている。 1号は業務の合間に呟いているが「こういう情報を発信して欲しい」と言っても、ついつい脱線しがちになっている(笑)まあ、それが1号のカラーになっていると言えばなっている。 当初は一つのアカウントを3人で使い回して1号〜3号として呟こうと思っていたが、1号のキャラが立ち過ぎていて、突然私が「3号です」と言って呟くとかえって混乱する状況になっている(笑)今後は硬式なアカウントとして呟く事も検討していて、1号は軟式アカウントとして存続させる予定。創刊直前のお忙しい時に有り難うございました。





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